ブリュッセル  その5   欧州と日本の俳句シンポジウム(続き)

019休憩の後はデービッド・コブがイギリスの俳句事情を説明。かつては「俳句?知ってる。活け花の一種でしょう」などという人も多かったそうだが、最近は俳句スラムと呼ばれる俳句バトルも行われるほど俳句の浸透度は高いようだ。英国俳句協会の会員誌のページの半分は俳文が飾っているそうだが、アメリカの事情に似ていると思った。

シンポジウム最後のスピーカーはフランスのアラン・ケルヴェルン。講談社の大歳時記を翻訳したりするプロジェクトもあったそうだし、俳句のブログもあり、盛んな活動が行われているようだ。020

すべてのスピーチが終了した後、参加者からの質問にパネリスト達が答える。日本語以外で5,7,5とシラブルを数えることについての是非に対しては、有馬先生から中国では5文字、7文字、5文字と漢字を17個使う人もいるが、ひとつの漢字の情報量が多いために、俳句としては長くなりすぎる。それぞれの言語にあわせた俳句の長さも必要であるというお答えがあった。後半の司会役を勤めたウィリー・ヴァンデ・ワラ教授も豊富な知識を披露し、最後にイギリスのデービッド・コブがスピーチの中で使った「明日はもっと良い俳句を作ろう」という心を元に俳句を作ってゆきましょう、と締めくくった。

夕食はホテルの近くでワラ教授や、アメリカから参加したチャーリー・トランブル夫妻なども含め、にぎやかに会食。長い1日で皆さんお疲れだったろうし、木内さん、木村さん、藤本さん、天為同人の宮下恵美子さんなど国際俳句協会スタッフの活躍もあり、盛大な意義あるイベントになった。016

(青柳 飛) 1・25・2014

1件のコメント

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中